池田治三郎  いけだ じさぶろう
 1888-1966年 神戸市に生まれ。京都の関西美術院で鹿子木孟郎に師事して徹底的な写実の腕を磨いた。1912(大正元)年の第6回文展で三等賞を受け、その後は主に裸婦像や人物画を描いて帝展や新文展で活躍。バラの名手のひとり。1966(昭和41)年三重県多気町相加で78歳の生涯を閉じた。
 
「バラ」  油彩・板・37×44