赤松麟作 1878~1953年

 

23歳で白馬会展に出品した「夜汽車」で華々しく画壇に登場。その優れた画技の基礎は洋画家の山口愚僊の薫陶も大きい。人物、静物、風俗画まで多彩な作品を遺しその画才は晩年まで衰えることはなかった。この作品は1930年頃制作され作者の充実期に当たる。

 
「ぼたん」 油彩・キャンバス・F8号