峰村リツ子 1907-1995
 新潟市出身。10代後半に上京、太平洋美術研究所で油絵を学ぶ。野口弥太郎、里見勝蔵、児島善三郎らの指導を受ける。戦前は1930年協会展、二科展、独立美術協会に出品。34年三岸節子、桜井浜江、佐州敏子らとグループ女艸会を結成。戦後は50年代より女流画家協会、自由美術家協会等で発表。59年ニューヨークに約1年滞在。以後もしばしば滞在しデッサン、油絵などを制作。80年を最後に団体展の出品をやめ、以後は洲之内徹の現代画廊(銀座)で毎年個展を開催し、洲之内徹のエッセイ「気まぐれ美術館」でもしばしば紹介された。
1928年に太平洋画会に出品した初期の代表作。
 
油彩・F10号