中村直人 なかむらなおんど 
 1905-1981 長野県上田市生。15歳で彫刻を勉強するため上京。山本鼎の紹介で彫刻家・吉田白嶺に師事。21歳、日本美術院に木彫「清韻」初出品初入選、以後連続入選、日本美術院同人となり、若手木彫家として高い評価を受ける。47歳、藤田嗣治の待つパリに行き、絵画に転身し、パリ画壇で高い評価を得る。エキゾチックな画風や独特の女性像は今でも根強い人気がある。
 
「猫と女」油彩・ボード・f10号