御正 伸  みしょう しん 
 1914-1981年 東京出身。川端画学校、鈴木絵画研究所に学び、昭和22年光風会展に出品し32年光風会会員となる子供のころから芝居に親しみ、特に歌舞伎に興味を寄せる。1953年頃から歌舞伎の連作に入るがその頃のものと思われる。歯切れのいいタッチが清々しい。挿絵画家としても
活躍した。
 

「暫」油彩・キャンバス・F8号