平井武雄
 ひらいたけお 18821943

札幌生まれ。東京美術学校に入学し南薫造と出会う。1907年卒業後渡米しニューヨークに住む。売り子や挿絵を描いて生活し、アート・スチューデンツ・リーグに通う。1912年帰国。翌年南薫造らと日本水彩画会の設立に参加。同会に出品するほか帝展にも出品。関東大震災で罹災した水彩画会会員のために丸山晩霞らと中国、インドなどを周り、各地で展覧会を開催する。1942年資生堂で個展をするが翌年亡くなる。資生堂で遺作展が開催された。