今井朝路 いまいあさじ
明治29年神戸市生田区元町通五丁目で度量計測器製作販売輸出業を営む今井善兵衛の次男として誕生。明治45年、上京して日本画家の尾竹竹坡、国観兄弟のもとで学ぶ。
大正4年に神戸に戻り個展を開催。川西英と親交を結び、油彩画を始める。詩、短歌、俳句もつくる。大正8年劇団「パルナス座」を結成。その後ヨーロッパへ遊学、パリの画塾で学ぶ。昭和26年園田駅のプラットホームから転落して事故死。
「ハルピン風景」油彩8号