高木背水  たかぎはいすい
1877-1943 佐賀市出身、大野塾に入門、後白馬会研究所に入り、明治30年20才の時から同会に出品を続けた。明治37年米国に留学、コロンビア大学美術科を卒業し39年に帰朝、第1回文展に出品。明治43年から2年間英国に留学。帰国後は文展や光風会にも出品。大正9年再度渡欧したが、これに止まらずこの後3回に及んでいる。なお朝鮮の美術のために尽力したほか、光風会、白日会、帝展に作品を発表し、その明るい画風は終生変らなかつた。
 
「秋の夕暮れ」油彩8号