香田勝太  こうだかつた
 1885-1946 鳥取県生れ。黒田清輝、和田英作に洋画を学び、その後文展、帝展を主な発表の場として活動、油彩により和のモチーフを装飾的に描いた《菊花図屏風》や《秋草》など、当時「新日本画」と呼ばれた作品を次々と生み出す。美術学校で同級生だった藤田嗣治とも交流。野の花をこよなく愛し、その姿を優しく平明な筆致で表現しつづけた
 
「カーネーション」油彩8号