第48回画楽市
                      
作家と作品 最低価格         作家と作品について
1 木内 廣「がくあじさい」 30,000 きうちひろし 1920-1989 青山義雄に師事。青を主にした色彩が出色。
2 山崎福之助 「木陰」 70,000 関西美術院で学ぶ。樹陰を出ると夏の日射しがが強い、寺の裏壁であろうか、ここだけはひんやりした空気が漂っている。
3 兵藤和男 「横浜山手風景」 20,000 1920-2012 横浜市出身。戦前は独立展で活躍。戦後は林武、里見勝藏らと交流。
4 森 芳雄「裸婦」 20,000 1908-1997 ヒューマニズムにあふれた人物像を表現した著名な画家
5 赤松俊子 「少女」 180,000 1912-2000 戦前の作品。世の中を睥睨(へいげい)しているかのような堂々たる女性像。
6 原 精一 「座像」 20,000 1908-1986 一貫して裸婦をえがきつづけて高い評価をうけた。
7 原 精一 「裸婦立像」 20,000
8 寺田政明「蒼い海にゆく道(石垣島離島)」 50,000 てらだ まさあき 1912 - 1989 登り道の先には石垣島の紺碧の海。潮騒の音が聞こえる。
9 井上三綱 「牛」 50,000 いのうえさんこう  1899ー1981 福岡出身。坂本繁二郎、青木繁等の影響をうける。既存の画風にとらわれないスケールの大きな画家。ペルシャ古代の壁画からモチーフをとる。
10 井上三綱「牛(頭部)」 40,000
11 千金貫事 「二ツ山の朝」 25,000 ちがねかんじ 1901-1965 戦前 福岡で柳瀬正夢に出会い絵をはじめる。プロリタリア美術同盟に参加。農民運動活動を積極的に行うが,晩年は長野に移り住み亡くなるまで素朴で温かみのある作品を描き続けた。
12 小出三郎 「浜大津」 40,000 1908-1967 この作品は神経が隅々まで行き届き,全く破綻がない佳作
13 田中岩次郎 「ニコライ堂」 20,000 1895-1976 東京神田生れ。夕暮れのニコライ堂。
14 豊田一男 「パンジー」 15,000 1909ー1989 
15 田中善之助「十和田湖畔」 40,000 たなかぜんのすけ 1889-1946 戦前は京都画壇で前衛的絵画運動を推進した。後年は春陽会で活躍。日本風の洋画を描く。
16 志村計介 「日の春風景」 20,000 1903-1992 高畠達四郎に師事。独立美術協会会員。
17 茂田井 武 「すずめ」 20,000 1908-1956 昭和時代に活躍した童画画家。今日でも根強い人気がある。相沢中佐とは、1935年に事件を起こした人物なのか不明。
18 桂 ゆき「躍動する河童」 60,000 1913-1991 前衛画家として活躍。戦後は世界を飛び回り紀行エッセイで人気があった。
19 中村忠二 「こぶのできたやつ」 60,000 1898-1975 戦後、独自のモノタイプの技法で一世を風靡した。
20 河合新蔵 「静物」 60,000 1867-1936 明治期の作品か。果物とコップの質感を丁寧に描ききっている秀作。
21 水野以文 「池畔」 10,000 みずのいぶん 1890-1974 水彩画家として日展、官展で活躍。日本水彩画の発展に尽力する。
22 後藤禎二 「横臥裸婦」 150,000 ごとうていじ 1903-1970  戦前から戦後にかけて、生涯を写実画の制作に注ぐ。 昭和初めにルーブル美術館でシャルダンの静物画と出会い、西欧の写実に追いつき、 追い越そうと決意した。戦後も画壇の潮流を無視するかのように、写実絵画だけを制作した異色の画家。
23 後藤禎二 「裸婦」 60,000
24 松下春雄 「風景」 65,000 1903-1933 1928年に結婚し,東京新宿下落合に住む。短い作家人生のなかで落合風景が盛んに描かれる。この作品もその時期のものと思われる。(落合道人の教示より)
25 小泉とみ 「バラ」 15,000
26 瀧 駿介 「木洩れ日」 25,000 1889-1988
27 青山熊治 「雪景」 15,000 1886-1932  1914年から1922年まで滞欧。セザンヌ、シャバンヌの影響を受ける。その早すぎる死は日本洋画界での大きな損失であった。
28 木内 廣 「風景」 15,000
29 高田博厚 「裸婦」 50,000 彫刻家として著名であるが、パステル画の裸婦に傑作が多い。この作品もその一点。
30 真垣武勝 「広告塔(パリ)」 20,000 1902-1983 1955年に渡欧したときの作品。肩の力が抜けて軽やかな鼻歌が聞こえてくるような明るい作品。
31 青木四郎 「パリ風景」 10,000 1910-不明 横浜出身 独立美術協会会友。
32 伊原宇三郎 「執務中」 30,000 1894-1976 描写力に優れ戦前から戦後にかけ、要人の人物画を描く。
33 河合新蔵 「熱田」 30,000 軽妙なタッチで人物が活写されている。
34 津田正周 「エッフェル塔」 250,000 1907-1965 昭和4~8年と10~11年と2度渡仏している。多才で画風の幅が大きく才能を持て余している。エッフェル塔を軽妙に描いている。
35 山喜多二郎 「民船」 30,000 1897-1965 帝展で特選を受賞。晩年は水墨画で新たな境地を展開し珠玉の作品を遺す。
36 正宗得三郎 「釣り舟」 20,000 1883-1962 小品ながら逸品。大正3年と大正10年と2回滞欧する。伸びやかで清新な雰囲気にあふれている。 
37 山田 正 「南仏風景」 30,000 1899-1945 昭和5年から8年まで渡仏。温和な画風で春陽会、国画会で活躍。
38 伊藤清永 「トレド」 30,000 1911-2001 戦前帝展、日展で特選を受賞。裸婦を得意とする。1962年渡欧。滞欧期の作品は大変珍しい。
39 鈴木保徳 「老婦」 20,000 1891-1974 宗教性の色濃い作品。見るものに強い印象を与える秀品。
40 須田剋太 「蕪」 30,000 すだこくた 1906-1990 簡略化したフォルムと強烈な色彩感覚で根強い人気作家。
41 M・西岡  「子守」 30,000 白馬会系の画家で優れた技量の持ち主。光線の描写が巧み。
42 伊藤清永 「女性像」 25,000 この作家の得意とする女性像のデッサン。
43 正宗得三郎 「花」 20,000 円熟期の作品。
44 柴田是真 「初午や」 18,000 「初午やどこの稲荷も正一位」 古今の漆芸家の第一人者。漆塗りの下絵を自ら描き、その画力も優れている。江戸っ子の粋で洒脱な傑作も多く、この三点からも画業がわかる。
45 柴田是真 「夏祭り」 18,000
46 柴田是真 「松茸」 18,000
47 蹄斎北馬 「太夫読み図」 40,000 ていさいほくば 1770ー1844 葛飾北斎の高弟で肉筆画のみを描いた浮世絵師。北斎の画風に忠実に描いている。北斎研究の上でも好適な資料。
48 浮田一恵 「隅田川花見之図」 60,000 うきたいっけい 1795ー1859 復興大和絵の第一人者。ドローンで俯瞰した構図で当時では大胆で新鮮な図様になっている。
49 水越松南 「漁楽」 30,000 みずこししょうなん 1888-1985 富岡鉄斎に私淑。この画はその影響の濃い作品。後に南画にフランス印象派を取り入れた斬新な画風を築き高い評価を受ける。
50 津田青楓 「観音」 15,000 つだ せいふう 1880 - 1978 「仏は崖に在せども うつつ奈らぬぞあわれなり 人の音せぬあかつきに ほのかに夢に見江給う」 青楓最晩年の境地。
51 巨海東流 「高砂」 100,000 こかい とうりゅう 1780-1853 武蔵世田谷の曹洞宗 豪徳寺の22世の住職。絵画、和歌に秀で,梅同人、碓房と号す。特に竹の絵を得意とする。この作品は最晩年の悟達した心境を表している。
52 山田真山 「釣人」 60,000 やまだしんざん 1885-1977 沖縄出身。彫刻家、工芸家を目指すが,大正期に小堀鞆音に日本画を学ぶ。
53 青山美野子  「建物」 40,000 薄塗りで透明なマチエールがこの画家の特長。この作品はこの画家の傑作といえる。