第47回画楽市
                      
作家と作品 最低価格         作家と作品について
1 白瀧幾之助 「白樺」 60,000 1873-1960 明治洋画界の大家。主に肖像画を得意とする。イギリスに留学、水彩画にも秀作を遺す。
2 大久保作次郎「中禅寺湖」 20,000 1890-1973 官展を代表する画家。オーソドックスで外光派の影響が強い画風が好まれ、人気作家であった。
3 萩谷 巌 「パリ風景」  30,000 はぎのやいわお 1891-1979 大正11年に渡仏,パリ・アカデミーの正統な画風を学ぶ。個展での制作発表を精力的に行う。初期の作品で作者の技量を知るに好適。
4 義江清司 「私の卵どうしたの」 20,000 惚けたユーモアがあって愉快な作品。
5 有島生馬「パリジェンヌ」 100,000 1882-1974 明治38~43年まで渡欧する。早くにセザンヌの紹介をするなど、洋画界への理論的な貢献も大きい。
6 小出三郎 「バラ」 30,000 1908-1967 関西の独立美術協会の重鎮として活躍。確かなデッサン力と優れた色彩感覚による作品は今日でも魅力がある。この作品もそうした1点である。
7 飯塚羚児 「踊る裸婦」 30,000 いいづか れいじ 1904-2004 横浜市出身。戦前は東京小石川に住み、少年倶楽部、幼年倶楽部、譚海などの雑誌に帆船画、艦船画、航空画などの挿絵を描き少年たちの支持を得た。
戦後は戦艦大和、咸臨丸、日本丸などを描き海洋画家と呼ばれた。
8 作者不詳「皇女」 50,000 大家による作品に間違いないが、目下、調査中。
9 大内青坡 「花」 20,000 おおうちせいは 1896-1974 イタリアルネッサンス期の絵画を学ぶ。渋い色調ながら上品な雰囲気をたたえた神品。
10 中山正実 「少女と鳥」 50,000 なかやままさみ 1898-1979 1925年にイタリアに渡り、壁画の研究に携わる。帰国後公共施設に壁画を描く。わが国のカラーエッチングの創始者として著名。
11 高岡徳太郎「春の風景」 20,000 1902-1991 芽吹きはじめた春の景色をシックな色調で描いた魅力的な作品。
12 椿 貞雄 「東北風景」 380,000 つばきさだお 1896-1957 岸田劉生の高弟の一人。師の画風から脱し.椿貞雄独自の画風が表出している。
13 児山重芳 「みかん」 20,000 こやま しげよし 1940-
大阪生まれ。会社員を辞め30才の時 渡欧。 1971年 兜屋画廊 1974年松坂屋で 個展を開催 以後,世界各地にて個展を開催
14 渡辺貞一 「静物」 35,000 わたなべていいち 1917-1981 沈鬱で重厚な画風で高い評価を受けている。
15 広本 了 「裸婦」 30,000 ひろもとりょう 1899-1980 帝展に入選。官展のアカデミックな画を一貫して追及。これは戦前の作品で画技の高さを感じさせる。
16 木下孝則 「パンジー」 30,000 きのしたたかのり 1894-1973 上品な都会的な作品で一世を風靡する。
17 桜井浜江 「女性像」 80,000 さくらいはまえ 1908-2007 昭和6年 独立美術展に初回から入選。マチスの影響が色濃い面白い作品。
18 間部時雄「アンズの花」 20,000 まべときお 1885-1968 浅井忠の助手を務め、のちに関西美術院で活躍。大正9年~14年まで渡仏。スケッチ版の油彩画を大量に描く。またフランスで銅版画の技法を学び日本銅版画の発展に大きく寄与した。
19 田中佐一郎 「広西省」 35,000 たなかさいちろう 1900-1967 昭和13年に従軍画家として中国の戦地に赴く。当時、戦意高揚の作品が多い中、画家の沈着冷静な眼で描いた傑作が多い。
20 鬼頭鍋三郎「夏の海」 90,000 きとうなべさぶろう 1899-1982 日展の大家。初期の作品で珍品。
21 田沢八甲「公園のベンチ」 30,000 たざわはっこう 1899-1970 夏の公園を描いた作品。歯切れのよい筆のタッチと色彩の鮮やかさが見事。
22 寺田政明 「果物」 30,000 てらだまさあき 1912-1989 戦前は独立美術協会、戦後は自由美術協会で活躍。重厚な画風が特長。 
23 寺田政明「レマン湖畔」 50,000 1963年から3年間渡仏。この画家には珍しく明るく、奔放なタッチで描かれていて美しい作品。
24 斑目秀雄 「桃」 20,000
まだらめひでお 1911-1986 福島県生れ。上京して小林万吾の同舟舎、大平洋画研究所に学ぶ。1943年独立賞受賞、独立美術協会会員。描く喜びが伝わってくる好品。
 
25 小山田二郎 「海の幸」 80,000 おやまだじろう 1914-1991 数奇な生涯と特異な社会風刺を含んだ作品には根強い人気がある。
26 大薗弘治 「抽象A」 10,000 おおそのこうじ 1957- 作者の言葉 「立体とか平面といった区別は作品を創り出すための素材やツールの違いによるものに過ぎず、ジャンル間の境界は存在しない。」
27 大薗弘治 「抽象B」 10,000
28 小林大策「八ヶ岳」 25,000 熊谷守一を師とする。明確な線描が魅力的。
29 田中阿喜良 「母と子」 25,000 たなかあきら 1918-1982 パリの庶民生活の人物画を得意とする。母と子の豊かな情愛が伝わってくる佳作。
30 作者不詳 「林」 20,000
31 二見利節「十月の化粧」 10,000 ふたみとしとき 1911-1976 神奈川県出身。 戦前は文展で連続特選を得る。戦後は困窮のなかで制作を続ける。
32 高岡徳太郎「富岳遠望」 20,000 この作品からはほのぼのとした幸福感が伝わってくる。富士の山容と雲のバランスが絶妙。
33 古郷八郎「房州・太海」 10,000
34 上野山清貢 「鶴」 20,000 うえのやまきよつぐ 1889-1978  阿寒湖の越冬の鶴を描いたもので作者の最も得意とした画題。
35 鈴木金平 「海岸風景」 30,000 1896-1978 フォーブ調の明朗な夏の風景が心地よい。
36 星野鉄之 「自画像」 10,000 ほしのてつゆき  1939-2018 横浜市に生まれる。四谷十三雄と共に学んだ仲間だった。
37 古野芳雄 「静物」 10,000 経歴が不詳。二科会に所属した画家か?
38 渡辺 博「曇日・武蔵野」 10,000 1938- 新潟市生まれ。
39 小串里子「コラージュ」 30,000
40 阿部合成「漁師」 20,000 あべごうせい 1910-1972  戦時中の「見送る人々」の画家として著名。青森、寒村の漁場の一コマ
41 矢崎虎夫 「水辺」 80,000 やざきとらお 1904-1988 院展の彫刻部で活躍。
42 森川 昭「ポーズする人」 30,000 もりかわあきら 1927-1979 自由美術協会に所属して活躍。
43 斎藤素巖 「帝都復興碑」 20,000 さいとうそがん 1889-1974 戦中・戦後期にかけて活躍し、主にレリーフやメダルなどを製作した彫刻家。、彫刻と建築との融合を目指した在野団体「構造社」を設立した立役者。
44 楠 瓊州 「風景」 20,000 くすのきけいしゅう 1892-1956 広島県生。田中柏陰の門下。京都に出て、服部五老・江上瓊山に師事し南画を学ぶ。富岡鉄斎・浦上玉堂を研鑽し、晩年梅原龍三郎や中川一政らの影響も受け、油彩や水彩、南画の融合を試みた。また詩書・篆刻・和歌も能くした。
45 作者不詳 「男の肖像」 20,000
46 深谷了「塩原 岩の湯」 10,000 露天風呂の風景、川のせせらぎが聞こえてくる夏の風物詩のひとつ。